名古屋市の上下水道事業に働く自治体労働者で構成する労働組合のホームページです。

トップページ>ひろば2016

ひろば (名水労新聞の「ひろば」に掲載)

こちらから  2012年  2013年  2014年  2015年  2017年  2018年「ひろば」へ


名水労新聞:2016/12/10(第1558号)

最近、少し気になるニュースがあった。震災の影響で福島県から新潟県に自主避難していた小学生が担任の先生から「〇〇菌」と呼ばれ、学校に行けなくなっているというニュースで、街の声やコメンテーターがその先生のことを厳しい言葉で断罪しているというもの。当然、言われた本人や家族にしてみれば、許し難いことだと思います▼担任として、生徒の気持ちをよく理解していなかったことは問題だとは思います。でも、第三者である人がマスコミ報道だけで、その先生のことを大犯罪者のようにコメントをすることに、凄く怖さを感じます。あるニュースの中で、この先生は生徒との距離を縮めるため、色々なことを考える先生だと報道されていました。生徒の動画を撮り、編集して上映したりと▼もちろん今回の件は、生徒の気持ちをよく理解していなかったと言う点で駄目だと思いますが、第三者がこの報道だけでこの先生のことを全否定するのはおかしいと思いました▼そもそも、なぜこの生徒がいじめにあったのか?なぜ住み慣れた場所から離れなくてはいけなかったのか?全ては原発のせいじゃないですか?原発の問題は放射能だけではありません。そう言った報道をマスコミの皆様にはお願いしたいなぁ。(M)

名水労新聞:2016/11/10−11/25(第1557号)

「地域ブランド調査」が先日発表され、市町村魅力度ランキングで名古屋市は26位だった。7月の市独自調査では主要8政令市でダントツの最下位。しかし、名古屋が京都や札幌のような魅力の高い都市になれるのか疑問だ▼市長は会見で「名古屋城木造再建で手いっぱい」と発言。市民生活より「箱モノ」にご執心だ。市会での継続審議が気に食わず、専決処分まで言い出す始末。そもそも市税を城のような「贅沢品」に注ぎ込むこと自体が問題だ。生活に苦しむ市民の味方のような発言と、まるで「自分のお城を作りたい」かの態度にギャップを感じざるを得ない▼伊勢音頭で「尾張名古屋は城≠ナ持つ」と歌われたが、名古屋空襲の際に失った天守閣を再建しても、姫路城のような本物≠ナはなくレプリカだ。観光業界は数年間潤うかもしれないが、それに掛かる費用は高すぎる。待機児童対策や国保料減免など、市民がもっと暮らしやすい「人≠ナ持つ名古屋」に転換を図ったほうがよっぽど魅力ある都市になれるのでは▼その機会は来年4月にやってくる。そう名古屋市長選だ。箱モノ行政による観光地としての発展か、市民の暮らしやすさを天秤に掛ければ、おのずと投票先が決まるのでは?(K)

名水労新聞:2016/10/25(第1556号)

運動の秋、先日子どもが通う保育園の運動会があった。うちの子どもの年中組のプログラムは、駆けっこと手作り天狗下駄(一本歯の紐付き高下駄)での演技の披露だった。昨年の運動会の様子を思い出しながら、今年の競技を見守り、一年間の成長を嬉しく思った。また本番に向けてたくさん練習を積んだことが分かる良い演技だった▼競技終了後、クラス毎に分かれ皆で弁当を食べながら、父母が交代で感想を述べたのだが、駆けっこで自分の子どもが勝ったことを嬉しそうに述べる父母が多いことに私は少々違和感を覚えた。年中組くらいになると勝ち負けに喜んだり落ち込んだりし始める年頃ではある。しかし結果・勝敗だけでなく、そこに向かって子どもたちががんばったことがとても重要で、大人である親は勝ち負けだけに一喜一憂せず、努力した過程に目を向け、褒めてあげるべきだと思う。これを書いている私自身も人を褒めるのは苦手で、正直に言うと自分に向けて言っている部分もあるが▼これから子どもたちが成長していく競争社会の中で、結果ばかりを問われることが増えていく。が、子どもたちには過程や努力も大切にするように成長して欲しい。(T)

名水労新聞:2016/10/10(第1555号)

今年は台風の発生が例年より遅れ、発生数は少ないかと思われたが九月に入ると例年並みに発生し、そのうえ上陸すると多大な被害を巻き起こした印象だ。また、秋雨前線などを刺激して天候が比較的不安定で急に雷雨になったり天候不順である印象だった▼早く気持ちよい秋晴れの日を迎えて、ストレス解消に音楽でも聴きながらドライブして趣味の城めぐりに行きたいものだ▼最近では不景気の影響もあるせいか若い人達にペーパードライバーが増えたと聞くが、私の若い頃は免許取得と同時に車を購入し休日はドライブをしたり車の手入れをしたりいろいろと楽しんだものだ▼それから時代は変わり車も便利になり事故防止の為にバックモニターやセンサーなどによる警告などの運転補助装置が進化しそれらに慣れていると補助装置が付いていない車に乗った時に車両感覚がわからず事故を起こしてしまうというのも事故発生の一因なのかもしれない▼近年、ハイブリッド車や電気自動車など走行音の静かな車が増えていて、歩行者が車の接近に気が付くのが遅くなり事故になるかという心配もある。また、信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしていてもほとんどの運転者が停止せずに通過してしまったり、緊急車輌がサイレンを鳴らして交差点に進入しても緊急車輌に道を譲らない運転者が大勢いるそうだ▼昔の標語で「狭い日本そんなに急いでどこへ行く?」というのがあったが急いでも大概次の信号に引っかかってしまう。 ゆとりの運転に心がけたいものだ。(まさ)

名水労新聞:2016/09/25(第1554号)

「日本水道新聞」「日本下水道新聞」いわゆる業界誌である。記事内容等は、業界向けであり、働く労働者(労働組合)にとってはあまり縁のないものではあるが、個人的に興味深く購読させてもらっている。2015年には、名古屋市において「日本水道協会の全国会議」が行われ、当時の小林局長はじめ上下水道局幹部の皆さんも紙面に登場し「給水開始 100年の名古屋市」についてPRしていました、そんな中で「いりゃあせ全国会議」の題目で、若手職員が名古屋市を紹介するコラムがあり、それぞれの皆さんの思いを垣間見ることができスクラップにして残してあります。2016年は「下水道展16名古屋」が開催され丹羽局長以下幹部職員が登場し紙面を賑やかした。また、国の動きや全国の自治体取り組みや事業管理者としての考え方など様々な水道・下水道に関する情報が載せられている。前置きが長くなってしまった、これでは業界紙のPRじゃないか?全国的な課題として「技術継承」「人材育成」が官民共々叫ばれている、団塊の世代の退職・離職による技術・技能・ノウハウの継承や民間・下請け委託・効率・機械化等による経験体験等が問題となっている。問題の解決は一長一短ではできない「時・人・物・金」が必要である、これらものを揃えるには、組織力や連携が大きくものを言う。組織内の合意や理解、事業体との進む方向の確認、全国の仲間との取り組みも必要になる。「本丸は国である」国を動かさないことでは何も先に進めない、これまで名水労が経験してきたことである、これを糧に前に進むことができれば世の中捨てたものじゃない。

名水労新聞:2016/09/10(第1553号)

原発再稼働に向け、国が躍起になっている。特に危険な原発は高速増殖炉「もんじゅ」だ。自然界にはほぼ存在しないプルトニウムを燃料に発電する原子炉である▼プルトニウムは原子炉内でウランを燃やす過程で生成され、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す工場を青森県の六ケ所村に作っているが、トラブル多発で完成していない。プルトニウムとウランを混ぜて燃やすと、燃え残ったウランが変化し、使った以上のプルトニウムを新たに作れるというのが「夢の原子炉」と言われる「高速増殖炉」だ▼これまで各国で開発を競ってきたが、重大な事故が相次いだ上、莫大なコストで経済的に成り立たないことから米・仏でも開発を断念している。それでも日本は、核燃料サイクルの中核となる高速増殖炉を何としても推進しようとしてきた。「もんじゅ」は95年に発送電を開始したが、早々にナトリウム漏れや火災を起こし、それ以降ほとんど運転していない。以後、度重なる事故で規制委員会が無期限の運転禁止処分を出している。しかし、すでに1兆円を超す税金が投入され、運転しなくても日に5千万円、年間約2千億円もの維持費がかかるそうだ▼実用化の目途はなく、さらに再び重大な事故を招く可能性があることは明白だ。無駄で危険な「もんじゅ」は早急に廃炉にすべきだ。(T)

名水労新聞:2016/08/25(第1552号)

ブラジルで開催されていたリオオリンピックが閉幕した。開催前は治安や政情の不安などいろいろあったが、終わってみれば大きな混乱もなく、日本人選手のメダルラッシュでとても盛り上がる大会となった▼次は2020年東京オリンピックだ。 まだ問題は山積しており、準備も簡単には進まないだろうと予想されるが、56年ぶりに東京で開催される大会でもあるので、トップアスリートの活躍をできれば近くで観てみたいものだ▼しかし、4年後わたしたちを取り巻く情勢はどうなっているのか全くもって不透明だ。これまで不安になるようなことばかりで、4年後の自分の置かれている境遇がわからないからだ▼大きなところでは安保法制(戦争法)でこの先、この国はどうなってしまうのかということであったり、身近なところでは技労職給与の問題や委託・大阪水道の民営化など、公務労働者への国からの様々な圧力だったりと、次から次へと将来が不安になってしまうことばかりだ。10年後、20年後がどうなってしまうのか、先行きが不透明すぎる▼願わくば4年後のオリンピックはそんな不安もなく、ゆっくり観戦できる余裕をもって楽しみたいものだ。(T)

名水労新聞:2016/08/10(第1551号)

動揺することがあった。先日、民営化で揺れる関西の事業体の方(組合関係ではない)と話をする機会に恵まれた。因みに私が動揺した理由はそれではない▼彼との会話の中に「下も大変だから、結局、上も引っ張られる」という話があった。私の解釈では「下水も大変だから水道も引きずられる形で…」とか、「係長・係員も大変だから、今では部長級や課長級も大変だ…」のどちらかだと連想し話を紡ごうとしたところ、実はそのどちらでもないことに驚いた▼彼の言う下とはいわゆる技能労務職のことを指し、上とは行政職を指していた。私は暫し声を失ったが、意見を交わした後、自分が上下水道局の技能労務職であることを告げた際、彼の表情も私以上に動揺していた▼当然、仕事への関わり方や環境も違うため、彼の表現を否定することはフェアでない。翻って自分はどのように行政職の仲間から表現されるのであろうと考えようとし、それを止めた▼冷静になれば、そういった関係性が許容される組織であるが故、押し寄せる民営化という波を前に抗い切れず双方が動揺する。そうでないゴールをめざす我々は、すでに違った取り組みを一体となり進めてきたはずだ。願わくは、つまらぬ提案に動揺せず、進むべき道を誤らず一緒に進みたい。(S)

名水労新聞:2016/07/25(第1550号)

自家用車の「自動ブレーキ」の認識調査(JAF)によると一般ユーザーの45%が「勝手にブレーキをかける」と思っているそうだ。正しくは「危険を知らせ衝突の回避または軽減をしてくれる装置」だが、初期のCMの影響か?「ぶつからない車」という認識があるようだ▼私は車に「操る楽しさ」を求めるので「自動運転なら車じゃなくていい」と思うし、自動運転中の事故は、メーカーが責任とらないと考えてしまう▼断水できない水道。確実に雨水を排水する下水道も「常時は、ほぼ自動運転」だが、すべて自動に任せる訳でなく、自動の逸脱を察知し、自動不能のときに「手動運転」ができる能力が求められる。「自動がうまくいかなかった」では事業責任は果せないからだ▼これまでの自動化は省力化をめざし、その余力を「人間らしく」創造的、文化的活動へと向かうことが目的ではなく、利益追求のためだったと言える▼今後「人工知能」が進化すると、半数の職業が消滅し、労働は超単純労務の貧困層と超富裕層の二極化へ向かうとも言われる▼映画「マトリックス」の世界では、ただ熱エネルギーを供給するだけの人間が描かれたが、人間の判断が不要の世界。それって、おもしろいの?(なつ)

名水労新聞:2016/06/25-07/10(第1549号)

「アベノミクスのエンジンをさらに吹かし」と、安倍総理は参議員選挙に向けて息巻いている。安倍政権の目玉であるアベノミクス。これまでの国政選挙で、それを信じてともかく経済をという国民を欺き、日本経済を危機的状況に陥れながら、なお今回もアベノミクスを前面に出してという作戦である▼「造幣局の輪転機をぐるぐる回せば景気が良くなる」といって国民を欺き、その実やってきたことは、安保法制、集団的自衛権の閣議決定、秘密保護法、盗聴法などの制定であり、NHKやその他マスメディアに圧力もかけ、平和と人権、民主主義を真っ向から破壊しようとしている▼あまりにたくさんの悪法が通ったために知られていない悪法も多いが、例えば盗聴法の改正で、警察はスマートホンを持ったあなたの位置を知り放題になる。そして安倍政権の究極の野望が憲法改正であることに異論を唱える人はいまい。現在の憲法の下ではできないことをするために、虎視眈々とチャンスをうかがっている▼これを阻止するのか、許すのかがまさに問われている今回の参議院選挙。参政権は、一人ひとりが政治に関心を持ち勉強して始めて行使できるものである。選挙管理委員会のポスターの言うような、選挙に行きさえすれば良いというものではないはずだ。 (つよ)

名水労新聞:2016/06/10(第1548号)

伊勢志摩サミットの警備の影響が当局の業務にも及ぶくらい、エスカレートした。上下水道工事含む道路工事の抑制や休日勤務など、戸惑った組合員もたくさんいるだろう。「旧欧米列強+日本」の首脳が集まるG7サミットは、前世紀の遺物だと私は考えるが、その警備は現世紀の紛れもない主要課題だ▼国際的な市民運動や労働組合による大規模な抗議集会やデモが、サミットが開催される際に起きている。「テロ」のリスクも高まっている。そのために警備がますます強化される。今日のサミットで、7万人の警官が全国から動員された。米軍機オスプレイまでが名古屋に飛来した▼翻って、今年はビートルズ来日公演50周年の年だ。この公演の特徴は、戒厳令並みの警備態勢だった。沿道(羽田空港〜ホテル〜武道館)の警備に3万人、公演会場に3千人(観客数は1万人)の警官と機動隊が動員され、装甲車も40台が出動した▼日本公演後に彼らが発表したアルバムの名が「リボルバー」。レコードプレーヤーの回転台のことだが、日本の警官が持っていた「回転式連発拳銃」のこととも言われている。「日本公演で最も印象的だったのは警察」と、ビートルズは発言している。50年後の日本も正に同じだろう。(W)

名水労新聞:2016/05/25(第1547号)

4月14日夜に熊本市を中心として震度7の地震が発生した、その2日後16日未明に本震とされる同規模の地震が起こったことは、これまでの事例とは違うものであった。被災された熊本・大分地方の皆さんには謹んでお見舞い申し上げ、復旧復興に向けた労働組合として出来ることを取り組んでいきたい。また、名古屋市上下水道局職員として、いち早く被災地熊本に赴き給水活動や被害の調査に活躍された仲間、被災からの要請による調査・復旧に派遣された仲間、その仲間を職場から送り出し留守を預かった仲間達には、この場を借りて敬意を表すと共に、名水労の誇りに思います。これは、各々が非常事態の中で自分の役割をきっちりと果たすことができた名古屋市上下水道の労使関係のない「組織力と現場力」であり、通常業務で培った経験を生かしたもので名古屋の力なのです。 個人的に好きな言葉として「水道一家・下水道一家」があります、過去には全国の水道下水に働く自治体労働者の団結を現す意味で使われていましたが現代では少し敬遠される言葉となっています。今この全国の団結を支える水道事業体の職員の数が過去30年間で約30%減少し、地方自治体一般職員の減少率よりも大きい数となっており、小規模自治体では技術職員の確保が厳しい状況である。人材不足の影響は災害時や突発的な事故時の緊急対応すら難しくなることや、通常時のやるべき業務のみ優先され将来計画・業務改善の検討は後回しにされる懸念があると業界紙に唱われていた。この様な事態を招かないためにも「人」の数の力は大事である、名水労として此処に拘り全国の仲間と共に努力していきたい。(Y)

名水労新聞:2016/05/10(第1546号)

野菜づくりを始めて四年。思うのは「生業とするのは大変」だってこと▼家庭菜園がブームだが、その範疇を超えているので、片手間でできるものではない。でも本業が水道屋なので、例え失敗しても「食うに困らない」という趣味の範疇だと気楽だ▼野菜づくりは「土壌と苗」といわれる。化学肥料と農薬によって土が弱った畑だったため、病気、虫などに悩まされたが、腐葉土・堆肥も落ち葉などを大量に集め自前でつくり、ずいぶん土はふっくらとしてきた▼土の中には無数の微生物や有機物が働いていて野菜の育ちを支えている。七年後の退職までにもっとよい土壌をつくり、苗の育て方も上手になりたい。▼生業とは、社会に必要な仕事で行かされることだろう。安全な水を送ることが私の生業なら、安全・安定が最優先という土壌の肥やしになるときが私にも来たと感じる歳になった。▼大災害や事故の時に上の方から「あれはどうだ」と言われるが、非常時に役立つ平時の業務とは何かを考えてきたつもりだ▼速効性の肥料では土壌は痩せるばかり。今年も新規採用という種が蒔かれたが、育つための土壌づくりは大丈夫か?(なつ)

>

名水労新聞:2016/04/25(第1545号)

〈親父の小言〉を知っているだろうか。トイレなどで見かけた人もいると思う。昭和版は、45箇条で成っている。特に目がいくのが、「人には腹を立てるな」、「人に馬鹿にされていよ」、「恩は遠くから隠せ」、「万事油断するな」、「何事もかまわずしろ」、「難渋な人にほどこせ」、「義理は必ず欠くな」、「世話焼になるな」、「何事も身分相応にしろ」、「泣きごとは必ず云うな」、「人の苦労を助けてやれ」といった、対人関係のものである。ひとりで生きていくには、少々大変な世の中で、他人を思いやれる心は忘れるわけにはいかない▼その他では、「女房のいうこと半分」、「子のいうこと八九はきくな」、「家業は精を出せ」、「大酒は呑むな」、「大めしを喰うな」、「火事の覚悟をしておけ」、「戸締まりに気をつけろ」、「産前産後を大切に」、「家内は笑ふて暮らせ」といった、家庭に関することであるが、この辺りは見るたびに「がんばろう」と言い聞かせている▼昭和版は、福島県の浪江町が元とのことで東日本大震災から5年、熊本の震災が発生した。東海地方が被災地になる日も遠くないかもしれない。準備だけは怠らないようにしたい。(M)

名水労新聞:2016/04/10(第1544号)

年初から話題になりつつあったアメリカ大統領予備選挙が始まった。はじめは共和党の泡末候補とされたトランプ氏が政治不信を味方に付け躍進している。正式な共和党候補、まさかとは思うが大統領となる可能性も否定できない▼トランプ氏の発言内容は、「国境沿いに壁を造り移民を強制退去させる」などの差別発言を繰り返している。また日本に対し、「駐留経費を大幅に引き上げなければ在日米軍撤退」と言ってみたり、「日韓も核武装するべき」なんて発言まで出る始末。沖縄の基地問題すら解決されないのに、さらに状況が悪化しそうだ▼経済分野では、TPPが問題となっているようだ。日本では国民にひた隠しにして大筋合意し、今国会で通過させようとしているにも関わらず、肝心のアメリカは議会で否決して離脱する動きがあるようだ。諸手を挙げて賛成していた安倍首相はじめ自公政権は大慌てに違いない▼他国の状況に目を奪われている場合ではない。安倍政権は選挙目当ての消費増税に伴う高齢低所得世帯へのバラまきをチラつかせたり、増税延期を旗印に衆参ダブル選挙でまたしても国民を欺き、憲法改正に繋げようと画策している。注視していかなければならない。(まさ)

名水労新聞:2016/03/25(第1543号)

3月で子どもが長らく通った保育園を卒園し、小学校に入学する。我が家は共働きなので、4月からは学校が終わった後、兄妹と一緒に学童保育に通うことになる。思い返せば3年前、上の子が学童に入所した頃は児童数も少なく、また市の耐震基準を満たしていない古民家での運営で2年以内の移転か建て替えが必要な厳しい状況だった。下の子たちが通うまで存続できるか心配になったのを思い出す▼翌年より父母会役員となり、運営の立て直しと移転に取り組んだ。移転は候補地の近隣から反対の声も出る中、何度も話し合いを重ね困難を極めた。指導員が突然退職した時は交代で1ヶ月間保育にも当たった▼現在は移転も無事済ませ、新たな施設と指導員体制で安定した運営ができている。子どもの人数も来年度は30人近くまで増える見通しだ。正直なところ、よくここまで来られた。入所当時は嫌がっていた上の子も、今や親の休日や土曜日も喜んで通う▼実は入所する長男も小学校の入学より学童保育に通うのが楽しみだそうだ。共働きだからこそ子どもたちにはより良い環境で放課後を過ごし、成長して欲しい。その労力は惜しくない▼さあ新年度、引き続き中執と学童役員の二束の草鞋だが、また1年がんばろう。(I)

名水労新聞:2016/03/10(第1542号)

卒業シーズンを迎える中、インフルエンザが流行し小・中学校では、学級閉鎖になっているクラスが少なくありません。名水労の職場でも、10人を超える組合員が感染して、仕事などに大きな影響をもたらしています。自己管理・自己防衛をしなくてはなりません▼大府市で2007年に、認知症の男性(当時91歳)が、徘徊中に電車ではねられ死亡する事故が発生しました。二審判決は、家族に賠償責任があるとの判決が下されたものの、最高裁では、JR東海の賠償請求を棄却しました。家族の逆転勝訴が確定しました▼最近では医療や介護が充実してきたとテレビやマスコミなどでよく耳にします。確かに老人ホームやディサービス施設が目立つように建築されている気がします。問題はその料金にあると思いませんか。デイサービスそれほど感じられませんが、介護老人ホームは高額で入所は難しく、子供が自宅で働きながら介護しているのが現状です▼退職する人の15%が「介護に専念するために退職」という回答がありました。私もそうですが、両親の介護には神経をつかいます▼国のトップも、地方のトップも真剣に考えてもらわないとこれから不安です。消費税が増税されても、給与が上がらなければと思いますが、これで景気がよくなるんですかね▼国や地方を支えるトップはもっと真剣に考えてくださいよ。(キティ)

名水労新聞:2016/02/25(第1541号)

先日、「あいち社会保障学校」に参加し、講演を聞いてきました▼全世代におよぶ貧困の連鎖と社会保障の課題「一億総活躍社会」で、勤労者にとっての経済は再生するのか?改めて現代の日本社会、経済の構造から考える必要があり、労働と生活の困難の背景には、企業の収益が増えても景気と労働者の処遇に連動していないことが問題であり、90年代後半の「不況」を乗り越えるために労働法制の改悪、派遣法の改悪によって、企業による労働者の使い捨てとも言える「非正規雇用」の導入が進められてきました。その結果、労働条件の良くない仕事でも、就かざるを得ない人々がいれば、劣悪な労働条件の仕事は生き残り、多くの求職者がそうした職に応募すれば、労働条件がさらに下がる連鎖を生みだし、貧困の拡大と不安定雇用を増大させてしまっています▼「一億総活躍社会」とは何か、不安定化した労働と生活に国民は追いやられ、その一方で企業の利益追求の構造の大枠には手をつけない、その構造に人々を動員するものであり、その手法では絶対に問題は解決しないと締め括っていました▼現在の不安定化した労働と生活を少しでも良くするため、私たち労働組合に何ができるのか改めて考えさせられました。(ひ)

名水労新聞:2016/02/10(第1540号)

また秘書である。甘利経済再生担当大臣(当時)の秘書が口利きで、勝手に企業から500万円の金を受け取り、そのうち300万円を私用で使い込み、さらに接待等も受けていたという。甘利元大臣は秘書に煮え湯を飲まされたといって過言であるまい。秘書にひどい目にあった大臣、議員は最近でも遠藤利明文科大臣、小渕裕子元経済産業大臣などあげたらきりがない。自民党(一部野党も)の秘書はもうとんでもないダメ人間ばかりということになるが、不思議なことに勝手にやられた議員が秘書に損害賠償を請求したという話はトンと聞かない。人が好いにも程がある。こんなお人よしだから「良い人」でない人とお付き合いしたり、あるいはTPPで日本の不利益を飲まされてしまうのか●お人よしはけして悪いことではない、しかしこと政治については私たち国民こそお人よしではいけない。権力は必ず腐敗し、国民はそれを正す義務がある。「秘書が・・」という言葉を信じるほどのお人よしは少なかろうが、「福祉のためには消費税が・・」とか「電気のためには原発を・・」とか「平和のために安保法制を・・」などと言われると、そうかなと思ってしまい、それ以上調べもせずに信じてしまうことも多い。疑いの目をもって政治を見ていくと、やがて変えなければと思えてくる。(つよ)

名水労新聞:2016/01/25(第1539号)

今年は暖冬だと言われ、12月は暖かい日が続いた。スキー場などは雪が少なくオープンできない所や、滑走可能なコースが少なくお客さんが減少するなど、経済的な損失が出ているようである。積雪が少ない年は夏期に渇水の可能性も増えるため、我々にも他人事とは言えない状況だ。と思えば、台風並みの寒波が襲来し、名古屋でも雪が積もり交通にも影響が出るなど、これも異常気象が原因なのだろうか。▼もう一つ異常事態が我々を襲っている。リーダーが、部下を想わず、子どものためになどと無茶な理由をつけ、個人のパフォーマンスだけに躍起になっているように見えてしまう。リーダーなら部下の生活の改善を考えるべきではないか▼私は、漫画が好きでワンピースやキングダムなどを読んでいるが、強いリーダーの下、仲間たちが個々の能力を十分に発揮しながら共に助け合い、成長していく姿を見ると年甲斐もなく熱くなってしまい、夢中になるものである▼やはり、名古屋市全体の景気が上向き、活気ある街になっていくには、市民や職員も含めた名古屋に関わる全ての人を思いやり、強いリーダーシップを取れる、誰からも愛されるリーダーが必要である。そんなリーダーが誕生することを切に望んでいる。(W)

過去の「ひろば」は、こちらから

こちらから  2012年  2013年  2014年  2015年  2017年  2018年「ひろば」へ

トップページ>ひろば2016