名古屋市の上下水道事業に働く自治体労働者で構成する労働組合のホームページです。

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ひろば (名水労新聞の「ひろば」に掲載)

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名水労新聞:2014/12/10(第1516号)

11月21日に衆議院が解散され、12月14日に第47回衆議院総選挙が施行され、投開票が行われる▼今回の解散はデフレ脱却を達成するための経済政策であるアベノミクスの是非を問う解散総選挙と言われ、「アベノミクス解散」「国民生活放り出し解散」「政策そっちのけ解散」などとさまざまな呼ばれ方がされている。また、今回の解散総選挙は本当に価値のあるものなのか「大義なき解散総選挙」とも言われ、賛否両論あるのは当然だ▼今回もそうだが、衆議院の解散総選挙には約700億円もの税金が使われると言われている。全国の20歳以上の有権者数は約1億人いるそうだが、投票に行く、行かないかに関係無く、有権者1人につき約700円の税金が使われていることになる。ちなみに前回2012年の解散総選挙時の投票率は59・32%と過去最低であった。この投票率を当てはめてみると約280億円もの税金を無駄にしてしまったことになる。この700億円という金額には、東日本大震災の復興予算はじめ、もっと別の有意義な使い道があるはずだ▼すべての有権者が投票所に行って選挙権を行使しないと大切な税金が無駄になってしまう。自分も「貴重な一票」だということを忘れずに投票に行こうと思う。(T)

名水労新聞:2014/11/25(第1515号)

名古屋市水道給水100周年を迎えさまざまな催しが行われ、記念すべき年です▼今年は夏の天候不順もひとつの要因となり給水収益が著しく減少し赤字に転落してしまうかもと慌てているようですが、そんなことは以前から予想されていたことで水道事業を取り巻く経営環境は大きく変わろうとしています。人口の減少による水道利用者の減少(名古屋市での人口は、わずかながら増えています)、節水型機器の普及、事業所など大口使用者の使用水量の減少などにより水道料金収入の伸びを見込むことは難しくなってきています▼上下水道の料金を引き上げる自治体が相次いでいます。いずれも老朽化した浄水場や水道管の改修費、耐震化事業等にまかなうと説明しています。名古屋の経営状況も厳しいのは例外ではありません。しかし当局の対応は「超過勤務の縮減」「経費の削減」といったもので私には人件費の更なる削減にしか受け取れません▼徳山ダム連絡道水路のような無駄な事業の見直しをまず行うべきで本当にこんな対応で健全な事業運営ができるのでしょうか 安心・安全を置き去りにして100年後の上下水道はいったいどうなっているのでしょうか。(ひ)

名水労新聞:2014/10/25.11/10(第1514号)

親心を辞書で引いてみると、@子を思う親の愛情、A親の愛情に似た温かい心遣いと、出てくる▼私には、1才になる子どもがいる。いつの間にか親心が芽生えていることに最近気がついた。産まれる時は、宿直業務をしていたため、立ち会うことなく産まれていた。そういうこともあってか、父親になった実感は薄かったと思う▼しかし最近になって、テレビを見ている時に目がいくものや、つい見てしまう番組など、前とは明らかに変化してきている。特に変わったのは、“はじめてのおつかい”という番組で泣けるようになったことだ。それを見た嫁には笑われたが…▼子どもが産まれて良かったなと思う日々を過ごしているが、ふと気付くと、子供が奇妙な行動をとっている時がある。例えば、何かをする時に「よいしょ」みたいな事を言っている。それを考えた時、私か嫁の癖を真似ていることがわかった。これについては、嫁の癖であった▼普段何気なくとっている癖ほど、子どもは真似しやすいのかなと思うと同時に、子どもの前で変な行動はとれないと感じさせられた。「人の振り見て我ふり直せ」とはよく言ったもので、特に子どもは参考になるのではないかと思う。まだまだ我が子から目を離せない日が続きます。(I)

名水労新聞:2014/10/10(第1513号)

御嶽山の噴火により、死亡者が50名以上と戦後最悪の山岳事故となってしまった。まだまだ心配停止の方や行方不明者もみえるそうで、大変心配だ▼その日ふと職場の山登りが好きな女の子のことを思い出しメールをした。自宅にいたそうでニュースを見てびっくり。二か月前に同じ時間山頂にいたそうだ▼楽しい山登りも一瞬にして命を落とされると悲しくなる。今も消防・警察や自衛隊による救助活動が行われている。山頂では、灰の野原となりヘリなどの救助が困難なため、人力で救助にあたるのも相手が山ならば並たいていではない。いずれにしろ一日も早い全員の救助を願いたい▼自然の力は本当に恐ろしい。東北での震災から三年以上がたち、まだまだ復旧が進んでおらず、被災者は不安な生活を今もしている▼日が経つにつれて事件や事故の記憶が薄れていくものだ。過去を振り返らないとよくいうものだが、国も私たちも解決できることは後回しにせず早急に解決すべきだ▼テレビのバラエティ番組で世界の山を芸能人が登るコーナーの視聴率がウナギ登りになり、DVDを発売するほどの人気を博している。きっと年々登山者も増えているだろう▼登山者が安心して登れるよう防災体制の充実が必要だ。(キ)

名水労新聞:2014/09/25(第1512号)

14年前のあの日、仕事を終え、仲間と一緒に食事をしようとしていたその時、非常配備の電話が鳴った。それから、まる2日間何をしたのかもあまり記憶がない▼絶え間なく電話対応をし続けたような…水没しそうな車を何台も救助していたような…翌朝、まだ浸水が引かない地域で勘を頼りにマンホールのふたを開け感謝をされたような…▼若い仲間は信じられないと思うが、東山公園のボートを被災地域に運び、本庁職員が漕ぎ手となって救助活動にもあたった。後日、中央委員会で大量の土嚢づくりは本庁職員にとって大変な苦労だったことなども紹介された▼何をいわんやだが、私たちは有事には部門とか職種に拘っていられないことを過去の災害から教えられた▼現在、当局では技能・ノウハウの伝承に向け、各部門で職種に拠らない協働の試行が取り組まれている。当然、その裏側には業務技師の退職不補充への対応というネガティブな理由があることも事実だ▼ただし、「想定できた急激な世代交代」への備えとしてもっと早く取り組むべき課題ではなかったかと後悔している▼今年も全国で豪雨被害が相次いでいる。幸いなことに市内では大きな被害に及んでいない。これはあの東海豪雨以降の不断の職員の努力に依るところが大きなこともきちんと胸に刻みたい。(T)

名水労新聞:2014/09/10(第1511号)

日本人成人男性の8%がギャンブル依存症の疑いがあるそうだ。12人に1人がギャンブル依存症と考えるとちょっと怖い。ほかの国では男女ともで1%くらいだそうだから、全部男性でも2%である。競輪競馬に加え、パチンコ店が全国津々浦々身近にあることが、原因らしい▼依存というものはなんにでも起きるようで、脳内物質の分泌に関係しているらしい。昔はランニングで苦しいときに出るらしいくらいとしか言われていなかった脳内物質は、そもそも日常的にいろいろな刺激で出るらしい。ドラッグやたばこは言うに及ばず、自慢話などでもよく出るらしいが、自慢話の依存症の話はあまり聞かない。しかし、ギャンブルで勝った時に出る脳内物質は大量で、ドラッグ並みに依存性が強いようだ。パチンコで多重債務や、一家離散になった人は多いという▼その日本に国が音頭を取ってカジノを作ろうとしている。推進派はカジノを作れば外貨が稼げると言っているが、カジノは民営で行うらしい。客が来るのか?外資に全部持って行かれるのではないかという心配する向きもあるが、そもそも依存症や、多重債務問題、治安の悪化の問題を軽く考えすぎてはいないか?もう一度踏みとどまって考えてほしいものだ。あぶく銭は巳につかない。(つよ)

名水労新聞:2014/08/25(第1510号)

「戦争のない未来」「戦争をしない」という平和の原点が今大きく揺らいでいます。「武器三原則」を見直し、武器の輸出を可能にし、核兵器の製造につながりかねない原子力技術の輸出等は、日本が直接戦争をするわけではないが、間接的に世界の平和を脅かすことにつながるのではないだろうか▼安倍内閣は、憲法の解釈変更により「集団的自衛権行使」を可能にできるよう閣議決定を強行した。集団的自衛権自体はもちろん日本を戦争できる国に変えるものでありとんでもないものである▼本来、権力者を縛る憲法を一時の権力者がその時の情勢・感情で解釈と言えど変更することは、憲法を踏みにじる暴挙であり立憲国家を否定することになるのではないのか。先人たちの過去の経験から戦争は二度としないという思いのこもった憲法9条は、世界に誇る平和憲法であり未来永劫守って行かなければならない▼私の父は当時10代後半でしたが、幸か不幸か体が弱く兵隊検査がパスできず戦地に行くことはありませんでした。多くの仲間が戦地に散っていったなど、当時の悲惨な状況を子供ながらに聞いてきました。来年、戦後70年の節目を迎える今、戦争がどれだけ悲惨で残酷なものであり、平和の大切さを考えたいと思います。「NO MORE WAR」(じ)

名水労新聞:2014/08/10(第1509号)

東京都議会でセクハラやじが大問題となった。やじの内容からすれば、女性に対する明確な人権侵害であり、やじを「喝采」した周りの議員も含め、批判されてしかるべきだ▼結婚若しくは出産というのは、人口が増えるバロメーターだが、日本社会のこれからを表す表現に必ず使われるのが、「人口減少社会に移行」したという認識だ。日本は60年代には(生産)人口が半減する時代に入ったと以前から指摘されてきた。しかし、人口に連動する様々な需要予測を、自分たちに都合よく「増大」解釈をしてきた「開発」側の人たちの自省の弁を、これまでに聞いたことがない▼水道公論の4月号の「水道技術の継承を考える」記事に、新水道ビジョンも言及せざるを得ない人口減少時代への対応に絡めて、水道事業の現状を「極めて深刻な職員不足とこれまで培ってきた技術やノウハウの喪失が現実の問題」「待ったなしの状況の中で、水道事業者は業務の多くを民間に委ねざるを得ない」「少数精鋭化した組織の職員が民間に移管した現場技術を知らないでは済まされない」という認識を示し、「まず職員の資質を磨くための基本的な意識の醸成から始める必要」という方策を導き出すのだが、水道人の多くも、多様な選択肢を持たずに、時代のトレンドと特徴に責任を押し付けて、思考停止に陥っていないか、心配である。(M)

名水労新聞:2014/07/25(第1508号)

某新聞対談で局長が「現在、当局ではお客様に責任をもってやらなくてはならないコア業務と、その周辺の準コア業務とに分けて整理しています」と語った▼この考えは委託推進した他都市と同じく「行革」に反論しての採用行為ができない中で、委託ありきの「後付理由」だと私は思う。汚泥も雨水ポンプ委託も、採用問題が発端で、「汚泥ノウハウを残す。雨水排水は局の責任」としてきた労使交渉での局見解はゆらぎ、「選別前」に準コアとなった▼ただ、局長は「コアな部分を当局できちんとやろうとしたとき周辺業務を知らずにできるのかという議論があります。私は組織として幅広い業務の知識・経験がないとコアの仕事も出来ないのではという懸念を捨て切れません…」と語っています▼これに似たフレーズが「新・水道ビジョン」にある。災害時対応に「自らの平常時の事業を継続しつつ、被災事業者に対して迅速か適切な支援を行うための人員を確保できるかどうか、非常に大きな懸念を抱かざるをえません。このことは、地方公共団体が水道従事職員を合理化する際に勘案すべき重要な事項といえます」と『懸念』は抱きながら事業体まかせだ▼この流れを「準コア」の意地で変えようと私はもがく。(なつ)

名水労新聞:2014/07/10(第1507号)

サッカーワールドカップブラジル大会。日本代表の戦いは、1分け2敗という残念な結果に終わりました。世界のサッカー界ではまだまだ後進国の日本ですが、前回大会からの4年間で代表選手の中にワールドカップ優勝を目標に掲げる選手が現れて物議を醸しました。「できるはずがない!大口を叩くな!」世間ではこのような否定的な言葉がほとんど。しかし私は、その選手が言った「やるからには最大の目標に向かわなければいけない」という言葉に心を打たれました。▼実現の可能性の低い目標を掲げることが悪く、可能性が高い目標が良いと言われ、自然と自分自身でハードルを下げてしまう、そんな昨今の風潮に流されてしまっては勿体ない。最大の目標に向かうということは最大の努力をするということであり、努力の過程で得られるものは大きいはず▼今、労働組合が立ち向かっている様々問題はハードルが高い問題ばかりですが、初めから諦めていてはダメだと思います。▼いつの日か選手、サポーター、すべての応援する人達がワールドカップ優勝という最大目標を目指せば実現するかもしれません。そして全ての組合員が団結して要求実現を訴え続ければ、最大の目標に手が届くのではないでしょうか。(M)

名水労新聞:2014/06/25(第1506号)

▼日本代表のブラジル大会一次リーグ突破が適わなかった。(残念!)▼思えば私のワールドカップ初体験は衛星生中継で見た1978年のアルゼンチン大会決勝「アルゼンチン対オランダ」だった。▼ピッチを切り裂くケンペスの2ゴールとスタジアムに舞う紙吹雪は今も目に焼き付いている。▼たとえオランダにクライフがいなくとも、小さなブラウン管の中で展開されていたスポーツは私が夢中になっていたサッカーとはまるで別の競技だった。▼しばらくして大好きだったクライフがオランダ代表としてアルゼンチン大会に出場しなかった理由を雑誌の記事で知った。▼軍事政権下での大会に抗議したとの事だった。(子供の誘拐事件に巻き込まれていたとの見方もある)▼要するに平和が維持できなければ、スポーツの祭典も国威高揚のプロパガンダに使われてしまうことをあの冷静な司令塔は知っていたのであろう。▼今、この国でも周辺諸国との摩擦を理由に国のあり方を変えようとする動きがある。▼国の誤った判断により、多くの「人」を犠牲にしたあの戦争から僅か60数年でまた戦争ができる国なろうとしている。▼僅か30数年でワールドカップ常連国となったスマートな国民はそんなことは望まないはずだ。

名水労新聞:2014/06/10(第1505号)

スポーツタイプの自転車で通勤する人が増えているらしい。ツーキニストと言うそうだ。このタイプは泥除けもないものが多いらしく、これからの梅雨時は大変だろう。天気予報とにらめっこで、電車か自転車かと日々悩んでいる人もいれば、開き直って完全武装で雨の中を突き進んでくる人も多いに違いない。「武者修行ですか」と突っ込んで、「電車の中の臭いのに比べればよほどまし」と返されれば、さもありなんとも思う。スリップや制動距離の伸びによる事故にだけは気をつけてください▼うちの組合員に多い工事関係の人にも嫌な季節だ。頼むから雨は土日にしてくれと、連れ合い子供との旅行はさておいても祈る人もいることだろう。そんな皆の嫌われ者の梅雨も、おかげで米ができ、夏の温度が下がり、私たちが売る水が手に入ると思えば、水を生業とする我々は何を言わんかである▼水虫が疼こうが、洗濯物が乾くまいが、満員電車の隣のおやじの背広が臭おうがそんなことは雨の恵みに比べれば微塵でもないと大きく構えて、この一月半をやり過ごすとしよう▼ちょっと気張ってお高い傘を新調するとか、防水の靴を買うとか、梅雨ならではの何かを見つけるのも楽しいかと思う。(つ)

名水労新聞:2014/05/25(第1504号)

私事だが気が付けば五十路になっていた。今どきの表現ではアラフィフとでもいうのだろうか▼何か変わったことといえば、犬と会話ができるようになったり(家で誰も相手をしてくれない)、知人と会う度に「大分、大きくなったんじゃない?」とだらしない体型を遠回しにいじられるようになったことくらい。思い起こせば、20代で下水道局に入局し、多くの先輩や同僚に迷惑をかけてきた。それでも、こんな私をかわいがってくれた恩人も少なからずいた▼意地を張り合い切磋琢磨した仲間も気が付けばみんなおじさんになった。それでも、私にとっては素晴らしい仲間たちだ。あの頃、50代の自分を想像できなかったが、今では「こんな自分もまんざらではない」と思えるようになってきた。本当に多くのすばらしい出会いに恵まれた▼胸を張れることばかりではなかったが、私にとって上下水道局はかけがいの無い職場となっている▼ここ数年、周りを見渡せば随分若い仲間たちが増えた。彼らにとって、この職場はどう受け止められているのだろう。生き生きと働きやすい職場なのであろうか?時代が違うという人もいるが、上下水道局が素晴らしい出会いが待っている職場であればと心から願う。(S)

名水労新聞:2014/05/10(第1503号)

8カ月の赤ちゃんを保育園に送り迎えしています。もちろん孫ですが▼37年前の私は、子供を授かった後に区役所へ行き、「来年4月から妻が働くので、保育園に入れるようお願いします」とあいさつしました。先輩諸氏から共働きで子供を保育園に入園させるのは大変だから、区役所の窓口へ行けと知恵を授かったからです▼先日、母親が2歳児と8カ月の赤ちゃんをインターネットで探したベビーシッターに預け、2歳児が死亡する事件がありました。我がことのように心が痛みます。ネット社会で見ず知らずの人に大事な子供を預ける。政府の振りまく自己責任論がここまで来たかと残念です。支援を受ける権利がある、助けを求めるのが当然との考えが広がる必要があり、さらに地方自治体の役割も強く求める必要があります。「保護者の労働又は疾病等の事由により…児童の保育に欠けると認める時、適切な保護を加えなければならない」と児童福祉法第24条に定められています▼いま子育てしにくい社会になっています。名古屋市も待機児童が多い中で公立保育園の統廃合や民間移譲、さらに株式会社参入で子育てが儲けの対象にされています。もう許せません!「ポストの数ほど保育園を」と要求し、子供を守る運動を今こそ行うときです。若い労働者のみなさん、世直しに立ち上がりましょう。(S)

名水労新聞:2014/04/25(第1502号)

3月に子どもが6年間通った保育園を卒園し、小学校に入学した。忙しくなかなか手も掛けてやれない中で無事に成長し、人生の一つの節目を迎えてくれたことを嬉しく思う▼今、学校教育が岐路に立たされている。改正教育基本法には学校教育で愛国心を教える事が盛り込まれた。はて、愛国心なんて物は教えたり押し付けたりするものでなく、誇りを持てる国づくりをすればおのずと生まれるものでは?▼地区協議会の決めた保守色の強い教科書を使わず、沖縄戦の記述を多く掲載した教科書を独自採用した沖縄県竹富町に、文科省は教科書補助の打ち切りと是正要求を勧告し、政府にとって都合の好くない事を教える者には強く臨む姿勢をみせた。さらに自治体の教育長を政府が任命するよう変更した。これは政府の意向を汲む者を教育行政の要点に置き、自分たちに都合のよい教育を行う狙いからか▼これらは安倍政権の悲願である憲法九条の改憲が思い通りには進まない中で、教育から国民の思想を変え、時間をかけてもいずれは改憲をとの狙いが見え隠れしている▼子どもにとって学校教育から受ける影響は非常に大きい。次世代を担う子どもたちが政治や権力に左右されない教育を受けられることを強く望む。(I)

名水労新聞:2014/04/10(第1501号)

先日、東京・浅草へ落語を聞きに行きました。そのまま夜は原発ノーの官邸前行動へ初めて参加しました▼寒空の中で歩道に並び、全国統一行動への呼びかけや原発再稼働反対の国会議員が160名もいること、福島の子どもたちの甲状腺異常が多発していることなどの報告を聞きながら、福島の人々が今なお大変な思いを背負い、13万5千人も故郷に帰れないことに胸が熱くなりました▼翌日、浅草界隈を巡り、スカイツリーを見上げた公園が東京大空襲の碑のあるところでした。明日が慰霊祭とのことで、老人がお参りに来ており、「あの日は隅田川に数万の人が死んでいた。橋の真ん中で消防車が止まっており、運転手は骨だけになってハンドルを握っていた。とても恐ろしい体験だった。米軍の飛行士は低空飛行で笑いながら爆弾を落としていた。ひどいことをしていったものだ」と語っていました。東京大空襲で10万人もの犠牲者が出たそうです▼戦争で犠牲になった民間人には1円の補償もなく、軍人・軍属には今までに50兆円もの補償がされています。安倍首相は、国民に冷たい政策ばかり。力のない者がいつも犠牲となるのは、もうご免です。福祉削るな!戦争反対!落語を聞き、いつでも笑える社会を守りましょう。(S)

名水労新聞:2014/03/25(第1500号)

「個人的見解」。政府高官の暴言を内閣官房長官が収拾する際に使う言葉だ。それにしてもNHKの新経営陣の発言は、目に余る。「発言」をしたいために、NHK経営陣に就任したのが本質だろう。NHK経営陣の発言は、万人がその地位、役職を知っていて行っている。籾井勝人会長に到っては、会長就任会見での発言だ。「個人的見解」であるわけがない▼私たち末端の公務員はどうか。「公務員の政治的行為」が公務員法で制限されている。国家公務員が休日に自宅近くでビラを配っていて、警察に検挙された事件があった。どこの誰だか知らない人が、相手に会いもしないのに、「公務員の影響力」を行使したのだという。これこそ本当の「個人的見解」ではないか▼権力を持つものは、いつでも「二重基準」を採用する。自分と相手では基準を変えて対応するのだ。消費税と法人税を見直す時の政府のセリフが象徴的だ。法人税減税の理由は「企業の競争力の向上」。消費税増税の理由になっている社会保障財源のことは言わない。要は、「俺は税金払いたくないから、あなたが払ってくれ」ということだ▼国政の全ての基準は「憲法」だ。時々の政権の政策やありもしない「世論」、そして法律の枝葉末節の解釈・適用にこだわっては、大局を見失う。今こそ、憲法思考だ。(W)

名水労新聞:2013/03/10(第1499号)

早いもので年が明けたと思ったらもう3月、職場の仲間の中には風邪の予防ではなく花粉症の予防をするためのマスクをしている人が増え始めています。5月の連休が過ぎる頃まで手放せないそうです●娘がこの春、無事に高校を卒業し大学へ進学することが決まり夫婦でほっとしているところであります。これでようやく我が家は受験戦争から解放されることとなりました●ニュースで東北大学の入学試験で試験の開始時間が30分遅れた理由を聞いて「ビックリ」なんと付き添いの保護者が多過ぎて肝心の受験生がJR仙台駅前から東北大学行きの臨時バスに乗れない事態になったからだそうです。いくら全国から知らない土地に受験に来ているからといっても私には理解できない現象ではありますがこれも少子化の影響なんでしょうか。子育てを失敗できないというプレッシャーから知らず知らずのうちに自分の理想を追い求めついつい過保護になってしまっているのではないでしょうか●確かに子育てには何かとお金も必要になってきます。アベノミクスもだんだんと陰りが見え始めてきている今、若い組合員が安心して結婚ができ少子化から脱却できるように2014国民春闘で大幅な賃上げを勝ち取れるようにみんなでがんばりましょう。(ひ)

名水労新聞:2014/02/25(第1498号)

早いもので冬季オリンピックが開催され、一週間程がたった。各国の代表が雪と氷の上で競い合う姿は見ていて、清々しい。そこにはおかしな駆け引きもなく、謀略や策略も無い、純粋なスポーツの戦いの場だからだと思う▼大阪市長が、自らの思うままにならないからと言い、出直し選挙に打って出た。大阪都構想実現に向けた独り相撲である。これもまた、謀略も策略も無い。あるのは我儘だけである▼「特定秘密保護法案」これも防衛、外交、特定有害活動(スパイなど)防止、テロ活動防止という名の下、国民のプライバシーにまで踏み込み、監視・抑圧しようというものである。まさに行政機関による情報支配・人権侵害というべき事態。これは謀略や策略がありありだ▼沖縄の辺野古への基地移転問題では、莫大な「地元振興対策費」を袖にしてまで、基地移転反対を訴える稲嶺進氏が当選した。しかし政権が交代し、移転問題は加速し補償的意味合いのお金も既に支払われたと聞きます。先日もケネディ駐日大使が辺野古を視察し、事を進めようとする政府にもまた、謀略や策略を感じずにはいられません。今、一番解決すべきは破綻の危機にある、福島原発の汚染水の処理問題なのに!このことこそが今、政府が国民に対してなすべき責任なのではないでしょうか?安倍内閣の思惑通りに進めようとするのではなく、謀略も策略もない真摯な態度を見せることが政府のしなければならないことだと思います。(N)

名水労新聞:2014/02/10(第1497号)

近年の自然災害はちょっと極端になってきたように思いますね。台風や低気圧に伴う雨や雪、地震などに対して人は無力であるが、様々な困難に対して力を合わせて乗り越えて行くことはできると思う▼アベノミクスにより株価は上がり、多少なり経済が良くなりつつあるようにも思われますが、庶民の暮らしの改善には、まだまだ時間が必要だとは思います。アベコベミクスにならないようにしてほしいですね▼最近は事故とかも多くなっていますが、日々の業務に余裕が無ければ事故が多くなっても当然?であり、根本的な対策は当局の人事政策そのもので、目先の事故検討会だけでお茶を濁している▼市民のために上下水道施設が必要であり、維持管理もしていかなければいけないのであれば、やはり直営の力が必要であるはずなのだが、当局は人員確保すらしようとはしない。維持管理していかなければいけない施設は増え続けているのに、維持管理している人員は年々減り続けており、技術技能の伝承すら危ぶまれる状態という矛盾。災害時には当局として責任をもてる管理をしてほしいですね。(I)

名水労新聞:2014/01/25(第1495号)

花粉症の季節が近づいてきた。病院で予防薬をもらうことをお勧めします。花粉症はアレルギーの一種で、花粉というアレルゲンに免疫力が異状に反応してしまうのが原因らしい。さらに悪玉局所ホルモンと言うものがアレルギーを強めることがあるらしい▼日本人の中国に対するアレルギーが近年強くなってきた。大きな経済力をつけてきたことや、領海問題などの他国への干渉が理由だろう。そんな時にふたたび安倍政権の誕生である。中国がアレルゲンであるとすれば、安倍総理大臣はまさに悪玉局所ホルモン。筆頭は油や脂らしいが、まさに火に油を注ぐとはこのこと。靖国神社の参拝や村山談話の見直しに触れるなどの発言が中国を刺激し、中国の反応に国内のアレルギー反応をますます強くしている▼まさか戦争にはならないと思っていると、ダボス会議での首相の発言に、「日中の開戦を否定しなかった」と海外メディアに取り上げられた。発言の意図はどうであれ、日中間で戦争の可能性を世界が心配するほど危険な状態にあることを私たちは認識しなくてはいけないのではないか▼私たち一人一人にできることは少ないかもしれないが、まず中国を理解すること、感情的にならないこと、機会があれば日本にいる中国の人と話をすること、政府に対話を求めることから始めたい。(つ)

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