今年で第9回になる「全国公企青年のつどい」は仁徳陵古墳の街、堺で行われ、12単組53名(名水労からは7名)が参加しました。

今回の青年のつどいでは、「水質検査業務」「水道地理情報業務」「破裂事故多発時における応急修繕」の3つの分科会を開催。初日は堺市上下水道局の協力を得て、それぞれのテーマに沿った実務を体験しました。
2日目は分科会別の討論を行い、公務労働の大切さや、委託の状況について自治体ごとに報告しました。
大阪ガスから堺市に転職した参加者からは、「ガスは研修施設もプログラムも、充実しているが、水道は先輩職員の経験のみでびっくり」という発言に改めて、自分たちの技術伝承の危うさを実感した参加者も多く、こうした経験は良い刺激となりました。

置駒断水器での止水、不断水での甲止上部取替えを行う分科会に参加しました。他都市では直営がすでになくなっている所もあり、見るのも触るのも初めての参加者もいる状況でした。
名古屋では世の流れとは反対ですが、直営で技術も残っています。市民のためにも、自分たちのためにも委託することをやめ、残すものは残すべきと感じました。
技術継承の面からも今年の業務技師新規採用は絶対必要です。来年の記念すべき第10回青年のつどいは名古屋で開催されるので、多くの若い組合員が参加してくれるといいと思います。

各地方の公営企業に働く若い職員がたくさん参加していて、盛んにお互いの職場の情勢を語り合ったり、各々の「こうしていきたい。」という熱意をぶつけ合ったりして楽しい時間を過ごしました。
2日目は、「水質検査と水質管理」という議題で運転管理という自分の仕事を踏まえて、水質技師や、機械技師の方々と意見交換しました。 その参加者の中には、自分より十年以上先輩と思われる年齢の方もみえ、貴重な意見を聞かせていただいてので、今後の課題、ヒントとして役立てていきたいと思います。

初日は分科会で応急修繕を実践しました。普段、営業係の主事として働いている自分にとっては慣れない作業で、「自分にはあまり関係がない」と思いましたが、講師の「今回行った応急修繕は日常的に多少はやっているが、現在は直営ではないので技術継承が難しい」と聞き、「水道事業に携わる者として、他人事としてみるのではなく、技術を絶やさないよう、いかにして直営を守っていくかが大切」と思いました。
二日目は討論を行い、様々な都市の情勢を知り、名古屋が数少ない直営で水道事業を行なっている事を誇りに感じました。
また、他都市では年々委託化が進み、公務として市民生活が守っていけるか不安という話も聴きました。他都市の水道情勢を知る機会はめったにないので、とても勉強になりました。