名古屋市の上下水道事業に働く自治体労働者で構成する労働組合のホームページです。

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上下水道100年の歴史を未来へつなげよう

2015年年頭の挨拶

中央執行委員長 水谷 達也

組合員の皆さん、新年明けましておめでとうございます。

2015未年

昨年は、安倍自公政権の暴走と河村市長の横暴に抗し、これまでにない取り組みを展開した年でした。

年末には、アベノミクスの破たんや、格差拡大と原発依存社会との決別、集団的自衛権閣議決定を巡る平和破壊を争点とする総選挙が行われ、戦後最低の投票率と小選挙区制の「弊害」に助けられた与党が現状を維持する結果となりましたが、対決軸を示した共産党が躍進し、沖縄では基地を認めない県民世論が、知事選挙に引き続き総選挙でも勝利しました。

新年を迎えた今年は愛知県知事選挙や一斉地方選挙など、今後を左右する政治決戦が予定され、国民労働者が主人公となれる社会と職場の実現目指して引き続き頑張りたいと思います。

「日本は、アメリカの後ろを10年後追いしている」との指摘は、今の日本に当てはまっています。1970年代、アメリカの航空業界で始まった規制緩和を契機に、雇用と賃金の破壊、働き方の一層の疎外がアメリカでも日本でも進行してきました。現在では非正規雇用が労働者の4割、2千万人を超える勢いであり、6年前「年越し派遣村」が「一部分」であった状況が、今や多くの労働者が生涯派遣で働かざるを得ない社会として再現しつつあります。

安倍首相を先頭に、今の日本を我が物にしようとしている人たちが、「洪水よ、我が亡きあとに来たれ」と、明日の展望をもてない、持続性のない社会を作り続けています。その犠牲の象徴が東北大震災に遭われた原発被災の方々の「現在」となって表れています。

しかし、明けない夜はありません。国民労働者の闘いで、希望の萌芽を芽生えさせてきたことは、歴史が証明しています。

キーワードは、今年も「規制緩和とのたたかい」だと思います。規制緩和は、公務・民間を問わず、「競争」の名で「独占」を許し、「効率」の名で「技術技能の伝承」を捨て去ろうとしてきましたが、そこには労働者国民が大切される「持続的な発展」の未来はありません。

名水労の職場でも、委託の大波が当局の方針として職場に押し寄せ、業務技師不採用方針が押し付けられる中、それでも技術を残し経験をつなげる取り組みを方針として実践してきました。

展望の不透明さに、歯がゆい思いをしながらも、今年も正念場を迎えます。上下水道事業100年の歴史と経験を、市民と結ぶ現場から「つなげる」橋頭堡を築くため、頑張ろうではありませんか。

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