名古屋市の上下水道事業に働く自治体労働者で構成する労働組合のホームページです。

トップページ>水の政策・話題目次>河口堰の影響調査

堰き止めた川は川でなくなる?

長良川河口堰の影響調査

長良川下流域環境観察会

長良川河口堰建設後の環境を調査するため、市民団体などで作る「よみがえれ長良川実行委員会」が5月22日、「長良川環境観察会」を開催。

25名が参加し、長良川と揖斐川を調査しました。

長良川下流域環境観察会

同実行委員会では、長良川河口堰開門のために毎年調査を行い、その結果を学習会や国・県に対しての資料として使用しています。

河口堰の運用開始から長良川河口域は大幅な環境悪化や水質悪化が指摘されており、清流と呼ばれた長良川上流域にもその影響は及びます。

名水労は今後も市民団体と共同し河口堰開門に向け取り組みをすすめます。今回、初めて参加した今年新規採用の小川さん(北部管路分会)に調査の感想を伺いました

河口堰の有無で生態系に大きな影響が

小川さん(北部管路分会)

小川さん(北部管路分会)

大学で生態系の研究をしていました。アウトドア派で自然や生物が好きなんです。子どもの頃に河口堰近くに住み、長良川で遊んでいたので、興味があって参加しました。

生態系の調査では長良川と隣の揖斐川で、5分間でどれだけカニが捕れるか、追いかけました。長良川では2匹、揖斐川では9匹捕まえました。

次に2つの川底を採取し、違いに驚きました。長良川はヘドロ化しており何もいない、揖斐川は砂泥でヤマトシジミなど生物もいて、リアルに違いが分かりました。

捕獲したベンケイガニ

捕獲したカニ、左:長良川、右:揖斐川

船で長良川に出てみると、岸近くのヨシも少なくなっているのが良く分かりました。倒れているヨシはこれから消えてしまうと聞き、寂しい気持ちになりました。

結局、堰のない揖斐川には、生物の多様性があることが良く分かりました。

また、河口堰のような施設の建設費や運営費は?堰開門費用はどう負担するのかなど、来なければ疑問にも思いませんでした。良い経験になりました。

トップページ>水の政策・話題目次>河口堰の影響調査

Copyright © 2004-2017 , Meisuiro , All Rights Reserved.