日本では不景気になると企業が賃金を抑制し、「非正規切り」など雇用調整することが当然です。しかし、経済危機の影響を同様に受けた他の先進国では、09年にも賃金低下していません。
賃金引き上げで経営が悪化するとの主張は、長期のGDP比較では正反対。賃上げしなかった日本だけ経済成長も停止。賃金引き上げ・底上げと雇用拡大→家計収入の増加=消費支出の増加→企業の生産拡大→経済成長という構図が、「世界の常識」です。
<図1>主要国の名目GDP推移、日本だけが経済成長していない